日本最古の木造建築は法隆寺

日本最古の木造建築は法隆寺(ほうりゅうじ)で、約築1300年と言われています。

 

法隆寺は聖徳宗の大本山で斑鳩寺ともいわれます。金堂にある薬師如来光背銘には、用明天皇が病気回復をいのって造寺を発願し、天皇がなくなったあと607年に推古天皇と聖徳太子が遺志をついで建立しましたが、670年に全焼し、今あるのはその後に再建されたものだそうです。

 

法隆寺の金堂の柱はエンタシスというギリシアの建築様式を取り入れた中央がふくらんだものが使われています。

 

1300年のはるか昔に、ギリシャの建築様式がどうやって聖徳太子に伝えられたのかという歴史ミステリーを考えるのは楽しいですね。

 

*約築1300年も建っている法隆寺ですから、さまざまなミステリーが伝えられています。法隆寺の中門は四間なので、真ん中に柱が立っている。門の中心に柱が立っている造りはどう考えてもおかしいのでこれは何かをとおせんぼしているという少し難しい内容から、法隆寺の建物には何故か蜘蛛の巣が出来ないという面白ミステリーまでその数は無限大。ミステリーを求めて旧所や名所廻りをしてみるのも楽しいかもしれませんね。