P505 このページより後ろが古民家鑑定調査時に使用する古民家鑑定調査票の項目に沿った解説部分になっていきます。古民家鑑定調査476項目の項目の説明ともいえます。
講習試験でどこが出てくるかは変わって来ますが、学習のポイントとしては必ず1度は目を通し、どこらへんに何が書かれているかを確認する事。そして資格取得後も古民家鑑定調査時には本書を現地にも持っていき、調査時に分からない部分や言葉などはこれを利用して覚えていく事でスキルがつきます。
全国各地にある古民家鑑定書を発行する一般社団法人古民家再生協会は毎月会員さんを集めての例会を開催しています。例会の中では毎回時間を取ってもらい本書を活用した勉強会も合わせて開催して頂いています。
古民家解體新書 例会学習プログラム
第1回巻の零 陰翳礼讃・巻の一 古民家について
第2回巻の二 環境問題
第3回巻の三 古民家の各部位
第4回巻の四 構造材 古材について
第5回巻の五 古民家再生アプローチ
第6回巻の六 在来工法
第7回巻の七 建築基準法について
第8回巻の八 古民家鑑定書のつくりかた
第9回実技講習会
第10回実技講習会での鑑定結果を元に説明をおこなう
座学での勉強と合わせ、実際の古民家を使った実技講習会も開催していますので積極的に参加する事をお勧めします。
P589 古民家鑑定は習うより慣れろ、それが上達への唯一の近道です。古民家鑑定現場講習会に参加するか、近くに古民家があったり、自宅が古民家であれば一度古民家鑑定を自宅でも体験してみましょう。何度も鑑定を繰り返す事で古民家の隠された魅力の数々を見つける事が出来ます。
標準的な実技講習の進め方は、
1、はじめに古民家鑑定について、鑑定の流れを聞き、ビデオなども使って鑑定の順番などを理解します。(45分間程度)
2、次に、5名程度のグループに別れて実際に古民家を使って鑑定調査をしていきます。間取りの作成、写真撮影などもおこないます(90分程度)
3、最後に参加者で感想や質問などを話し合います(20分程度)
4、翌月の例会で実技講習をした建物の見本の鑑定書を見ながら復習をおこないます。
八の七での学習のポイントとしては、
地目 P507 古民家は必ずしも宅地に建っているとは限りません。また、地番や権利関係など不動産専門用語が何を差しているか理解しておく必要があります。
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